中国当局が取引所の規制を本格化(2017年の年始頃)させる前までは、中国は世界の仮想通貨の取引高でダントツの1位でした。
しかしその後も、中国の規制があれば仮想通貨全体が暴落したり、中国系の通貨が急に暴騰したり、中華系マネーの存在感は依然として強いです。
今回は、時価総額100以内の中国系通貨をピックアップし、概要をまとめました。
この中から、次の暴騰通貨が出てくるかもしれませんね!
※ランキング順位は、2018年11月現在のもの
【16位】NEO(NEO)
取引開始 | 2016年10月 |
発行上限枚数 | 1億枚 |
取引承認方式 | DBFT |
おすすめの取引所 | Binance |
公式サイト | https://neo.org |
中国版イーサリアムという呼び名が有名な、スマートコントラクトプラットフォーム型の通貨です。
取引高が上位の取引所は、日本人にはあまり馴染みがないため、取引所はBinanceをオススメします。
年末年始のバブルで大きく高騰しましたが、それ以降は不調です。
提携先が多く、公式ページを見ると、76社との提携が確認できます。(※2018年11月現在)
ただし、以前はすごい勢いで提携先を増やしていたが、8月から11月の3ヶ月間では、わずかに2社しか増えていないところが懸念点です。
【23位】Ontology(ONT)
取引開始 | 2018年3月 |
発行上限枚数 | 10億枚 |
おすすめの取引所 | |
公式サイト | https://ont.io |
2018年にNEOからエアドロップして誕生し、将来的にはNEOに統合されることが決まっていて、NEOカウンシル(評議会)がONT全供給量の10%を保有していることなど、NEOとの関係性が深い通貨です。
詳しい機能等については日本語版ホワイトペーパーをご覧ください。
取引所は、上位の中ではBinanceがオススメです。
大きく話題になった2018年4月に高騰しましたが、それ以降はパッとしない感じです。
【44位】Bytom(BTM)
取引開始 | 2017年8月 |
発行上限枚数 | 14億700万枚 |
取引承認方式 | PoW |
おすすめの取引所 | Bibox |
公式サイト | https://bytom.io |
バイトムによって、デジタル資産(ex.仮想通貨)と現物資産(ex.債券、証券、配当、予測情報)が繋がり、仮想通貨と様々な金融取引サービスを同じブロックチェーン上で取引できるようになります。
全世界の90%以上がBiboxという取引所で売買されているため、買う場合はそちらを開設しましょう。
一時大きく高騰しましたが、それ以降は下落しています。
【48位】Metaverse ETP(ETP)
取引開始 | 2017年6月 |
発行上限枚数 | 1億枚 |
取引承認方式 | PoW |
おすすめの取引所 | Bitfinex |
公式サイト | https://mvs.org |
スマートコントラクトプラットフォーム型(イーサリアムのライバル)です。
取引所は、上位の中ではBitfinexが日本人にはメジャーで使いやすいです。
このタイプは高騰しやすいですね。
提携先で有名どころは「AION」があります。
【74位】Wanchain(WAN)
取引開始 | 2018年3月 |
発行上限枚数 | 2億1000万枚 |
取引承認方式 | PoS |
おすすめの取引所 | Binance |
公式サイト | https://wanchain.org |
銀行間を繋げることが可能な金融プラットフォームであり、中国版リップルと呼ばれます。
リップルとの違いは、以下の3点です。
- クロスチェーン機能を有し、異なる通貨のブロックチェーンのデータを繋げる
- スマートコントラクト機能を有し、金融機関のあらゆる金銭的なやりとりは、Wanchainのみで完結する
- リング署名、ワンタイムアドレスやプライベートセンドなどの機能があり、匿名性が高い
取引所は、Binanceの取引高が高いので、そちらがオススメです。
一時大きく高騰しましたが、それ以降は下落しています。
【79位】GXChain(GXS)
取引開始 | 2017/6 |
発行上限枚数 | 1億枚 |
取引承認方式 | DPoS |
おすすめの取引所 | Binance |
公式サイト | https://gxs.gxb.io/en/ |
データ取引市場の分散型プラットフォームです。
取引所は、上位の中ではBinanceがオススメです。
比較的、仮想通貨全体の相場に連動したような値動きをしていて、年末年始以外はあまり高騰などはありません。
【82位】aelf(ELF)
取引開始 | 2017年12月 |
発行上限枚数 | 2億8000万枚 |
取引承認方式 | DPoS |
おすすめの取引所 | Binance |
公式サイト | https://aelf.io |
エルフと読みます。
DPoSを採用し、サイドチェーンを活用したスマートコントラクトプラットフォーム型の通貨で、Liskによく似ています。
取引所は、上位の中ではBinanceがオススメです。
年末年始と、2018年4月に高騰していますが、それ以降は下がっています。
まとめ
世界の中でも中国のマーケットは特殊で、中国独自のサービスが流行することが多いですが、仮想通貨でも同じです。
中国版イーサリアム、中国版リップルなど、様々見られます。
今回取り上げた中から、暴騰する通貨が出てくる可能性は非常に高いので、要チェック!