今回は「三尊天井」と「逆三尊」について!
ヘッドアンドショルダー(三尊天井)とは
「ヘッドアンドショルダー」、別名「三尊天井(三尊)」の形が、上昇トレンドの最中に出現した場合、上昇トレンドが終わって、下降トレンドへ転換する可能性を示しています。
「ヘッドアンドショルダー」という名前の由来は、中央の最高値の「頭(ヘッド)」と両脇の高値の「肩(ショルダー)」です。
また、「三尊天井」の名前の由来は、小野浄土寺(兵庫県小野市)というお寺にまつられた「阿弥陀三尊像」がモデルです。中央に大きな如来像、その両脇に菩薩像が並んでいて、三体が並ぶ姿がそっくりです。
以下は実際のチャートですが、上昇トレンドの最中に「ヘッドアンドショルダー(三尊天井)」が現れ、3つ目の山の後に大きく下落しています。
(※途中の小さすぎる山は、大きな山に含めてカウントする)
BTC_JPY、2017年11月頃、4時間足
ヘッドアンドショルダーボトム(逆三尊)とは
「ヘッドアンドショルダーボトム(別名:逆三尊)」とは、「ヘッドアンドショルダー(別名:三尊天井)」の逆の形です。
下降トレンドの最中にこの形が出現した場合、下降トレンドが終わって、上昇トレンドへ転換する可能性を示しています。
以下は実際のチャートですが、下降トレンドの最中に「ヘッドアンドショルダーボトム(逆三尊)」が現れ、3つ目の谷の後に大きく上昇しています。
(※途中で細かい上下がありますが、大らかに見てください)
BTC_JPY、2018年2月頃、4時間足
逆三尊は、有名トレーダーのKAZMAXさんがよく使っています。
逆三尊こそ全ての始まり
— KAZMAX(吉澤和真) (@Kazmax_83) 2018年10月6日
まとめ
「レンジ相場(横ばい)」では、三尊天井・逆三尊はあまり意味がなく、これらが真価を発揮するのは「トレンド相場」です!
- 上昇トレンドで三尊天井→下降トレンドへ転換
- 下降トレンドで逆三尊 →上昇トレンドへ転換
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