トレンド転換の見極め方 〜ブレイクアップとブレイクダウン〜

チャートは、ずっと右肩上がり、ずっと右肩下がりではなく、上がったり下がったりを繰り返しながら推移していきます。

一度トレンドが発生すると、しばらくその方向に動くことが多いですが、永久には続きません。どこかで逆向きのトレンドが発生することになります。

このトレンドの転換のことを「ブレイク」と呼びます。

ブレイク(トレンド転換)は、トレンドラインを突き抜けた時に確認できます。

トレンドラインについてはコチラを参照

ローソク足のような、上がったり下がったりの細かい動きの他に、相場には「トレンド」という大きな流れがあります。 ローソク足につい...

トレンド転換のタイミング

下降トレンドから上昇トレンドへ移ることを「ブレイクアップ」上昇トレンドから下降トレンドへ移ることを「ブレイクダウン」と呼びます。

それぞれ以下のタイミングでトレンド転換になります。

  • 下降トレンド:レジスタンスラインを上に突き抜けた時
  • 上昇トレンド:サポートラインを下に突き抜けた時
  • 横ばい:レジスタンスラインを上に抜ければ上昇トレンド、サポートラインを下に抜ければ下降トレンド

 

注意点としては、上図のブレイクアップのところにもありますが、ラインを突破してヒゲが出てすぐに戻った場合、トレンドがそのまま継続することが多いです。

トレンド転換後は、まだ「若い相場」なため長続きしやすく、利益を上げるチャンスになりますので、トレンドラインを意識して、買い時・売り時を逃さないようにしていきましょう。

逆に言えば、トレンド転換しているのにその銘柄を持ち続けた場合、せっかくの利益を減らしてしまうことなどにも繋がりますのでご注意ください。

例えば下図では、下降トレンドの状態からレジスタンスラインを突破し、上昇トレンドへと転換しています。

BTC_JPY、2018年11月〜12月、日足

様々なインディケータを使った見極め方

トレンド転換の見極めのために、トレンドラインを確認する以外にもさまざまな手法があります。

2つの移動平均線を組み合わせる

上図の青線のようなラインがチャートに描かれているのを見たことはありませんか? ローソク足は、直近の流れを知る上で手掛かりとなります...

ローソク足が薄い雲を突き抜けた点に注目する

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RSIのダイバージェンスに注目する

今回はRSIについて。 過去の相場に対して今の相場が相対的にどちらに傾いているかを判断する、オシレーター系のテクニカル指標とな...

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今回は「三尊天井」と「逆三尊」について! ヘッドアンドショルダー(三尊天井)とは 「ヘッドアンドショルダー」、別名「三尊天井(三...

自分に合った効果的な手法で、トレンド転換を見極めてください!

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